THE GAME CHANGER
GBTは、 歯科予防における
より革新的なアプローチです
1. バイオフィルム除去の前には必ず染出しを行いましょう。バイオフィルムと早期歯石は、エアフローとペリオフローを用いることで歯肉縁上および縁下から比較的簡単に除去可能です。
2. 次は必要に応じてスマートピエゾン機能とPSチップを用いた超音波スケーラーによるデブライドメントを行います。
Guided Biofilm Therapy(GBT)とは、染出したバイオフィルムが目安となって術者にPTCの手順を誘導(=ガイド)することから名づけられています。Guided Biofilm Therapyは侵襲をできるだけ抑え、手用器具や超音波スケーラーの必要性を低減し、オーバーインスツルメンテーションを防ぎます。より安全かつ効率的で、歯牙や軟組織、インプラントや修復/補綴物にやさしい解決方法です。
また、GBTは、患者と術者の双方にとって快適性を提供します。効率的かつ迅速に治療が行えます。2歳以上の小児や10代の初期齲蝕や歯周病予防にも対応します。GBTでは、包括的な歯科予防理念の一環として、患者さんの口腔衛生を守り、そして心地よく治療を受けていただくことが可能にします。
GBTは、臨床的エビデンスに
裏付けられた 患者中心の理念です。
1982年以来、EMSは世界中でエアフローによるエアーポリッシングと、スマートピエゾン機能とPSチップを用いたピエゾセラミック方式のスケーリング技術を提供してまいりました。
2003年、EMSは歯肉縁下のバイオフィルム除去のためのペリオフローと、グリシンを主成分とするエアフローパウダーペリオを新しく発明・開発しました。歯周病および予防歯科における重要な転換点と言える出来事でした。2012年、EMSはさらに技術の粋を集めたエアフローパウダープラス(粒径14㎛)を開発しました。
GBTは、臨床エビデンスに裏付けられた技術に基づいてEMSが開発した手順書です。世界中の著名な歯周や齲蝕の専門歯科医師、歯科衛生士の方々とEMSの協業の結果、生み出されました。GBTは体系的で予知性が高く、リスク予防に着目し、術者にやさしい治療が行えます。また、様々な年齢層の患者さんの個々の症状に合わせて適用することができます。
通法での歯科予防は、従来はこのように行われてきました。
1. 手用器具やスケーラーを用いた歯石除去。
痛みを引き起こしたり、歯やインプラント表面に傷をつけるといった侵襲リスクも高くありました。
2. ラバーカップや研磨ブラシといった回転器具を用いたポリッシングを実施。
清掃に時間がかかり、飛散などもありました。器具のアクセス性が悪く届かない部位もあり、また歯肉が機械的に影響を受けるというリスクもありました。歯科衛生士と歯科助手は、通法の歯面清掃が痛みを伴う可能性があることをよくご存じです。痛みを理由に患者さんがリコールに応じないこともありえます。50年もの長きにわたり、このような歯科予防を行ってきたのです。
そろそろ変えるべき時が来たと思いませんか?
より安全で効果的な方法を: GBTは、侵襲をより抑え、手用器具や音波/超音波スケーラーの必要性を低減します。GBTは歯牙や軟組織に対してより安全かつ効果的にやさしく清掃を行い、2歳以上の小児や未成年者の初期齲蝕や歯周病予防にも対応しています。
より高い清掃効率を: GBTは、染出しから始まり、術者にPTCに対して染色されたバイオフィルムを歯科清掃の目安(ガイド)にします。これにより、オーバーインスツルメンテーションを防ぎ、バイオフィルムをきちんと除去することが容易になります。
より快適で時間効率のよい治療を: (キュレットやラバーカップを用いる)通法のPMPRと対比して、GBTはより低侵襲で治療時間の短縮化が可能です。
患者さんのリコール率を高めるために: GBTは、包括的な予防歯科理念の一部として、患者さんの口腔衛生を守り、心地よく歯科清掃を受けていただくために役立ちます。そのため、患者さんの定着や紹介などの実現が期待できます。